治療と日々の生活に役立つ情報
まわりにどんな支援があるのか知ろう
ストレスへの対処について
動画で解説 炎症性腸疾患と精神的ストレス
体調を整えるために〜支える制度
精神的ストレスは炎症性腸疾患の症状を悪化させる可能性があります。
不安や抑うつの緩和は、症状を悪化させないためにも大切なことです。
少しでも気になることや心配事があるときは、ひとりで抱えず周囲の友人・家族・医療関係者やメンタルケアの専門機関に相談することも勧められます。
体調について関連する支援制度をまとめています。
相談系
保健所
こころの健康、保健、医療、福祉に関する相談、未治療、医療中断の方の受診相談、思春期問題、ひきこもり相談、アルコール・薬物依存症の家族相談など幅広い相談を行っています。
地域窓口(地域産業保健センター)
労働者数50人未満の小規模事業者やそこで働く方を対象として、労働安全衛生法で定められた保健指導(長時間労働者への医師による面接指導の相談、健康相談窓口など)の産業保健サービスを提供しています。
無料電話相談 働く人の悩みホットライン
一般社団法人日本産業カウンセラー協会が開設している電話相談窓口です。職場、暮らし、家族、将来設計など、働くうえでのさまざまな悩みを電話で相談できます。
働く人の「こころの耳電話相談」
働く人の「こころの耳電話相談」では、全国の労働者やその家族、企業の人事労務担当者の方々を対象とした電話相談を行っています。働く人のこころの悩みだけではなくストレスチェック制度などの会社内におけるメンタルヘルス対策などについての困りごとや悩みなどについて相談を受けています。
保障系
傷病手当
企業などで働いている方が、業務外での病気や怪我のために仕事を休まなければならなくなり、給与が支給されなくなった際の健康保険による補償制度です。傷病手当として、最長で1年6ヵ月にわたって給与の一部の金額が支給されます。
労災補償
労働者が、通勤を含む業務上の理由で怪我や病気をして休業した場合、休業補償が受けられます。また、身体障害が残った場合の補償(障害補償)、業務上死亡した場合の遺族に対する年金または一時金の支給(遺族補償)もあります。
高額療養費制度
入院や外来治療による医療費が高額になった場合に、自己負担分を軽減する制度です。患者さんの所得額に応じた自己負担限度額が定められており、それを上回った分は、加入している医療保険から支払われます。
医療費控除
患者さんご自身、または同一生計の配偶者および親族のために支払った医療費が、年間を通して一定額を超える場合、控除を受けることができます。