IBD患者さんに寄り添う社会を目指して
トークセッションアーカイブ
トークセッションアーカイブ
炎症性腸疾患(IBD)は、下痢や血便、腹痛などの症状により、日常生活や社会生活に大きな影響を及ぼしますが、それらの症状は見た目には分かりづらく、患者さんが抱える困難や悩みが周囲の人に伝わりにくい疾患です。
そこで、IBDについてより多くの方に知っていただくことが患者さんへの貢献につながると考え、多様な分野で活躍するIBD患者さんをお招きし、トークセッションイベントを実施しています。
2023年度
2023年7月6日(木)、『”腸の難病”を抱えるアスリートが、いま伝えたいこと』をテーマに、報道関係者向けトークセッションイベントを開催しました。IBDreamめし~アスリート編~の考案にご協力いただいたアスリートのなかから、元ラグビー選手の加藤 広人氏、プロバスケットボール選手の岸本 隆一氏(琉球ゴールデンキングス所属)、総合格闘家の征矢 貴氏(パラエストラ松戸所属)の3名をお招きし、ご自身の体験談や競技との向き合い方などについてお話をいただきました。医師の石井洋介先生、北里大学病院 管理栄養士の太田裕子先生にもご登壇いただき、IBD患者さんの食の課題や、IBD患者さんの活躍を支える社会のために必要なことについて考えました。また、「IBDreamめし~アスリート編~」の試食会もあわせて開催されました。
2023年度の動画は掲載を終了しました
2022年度
2022年5月13日(金)、『知ってほしい!”腸の難病”を抱える患者さんが食生活で悩むこと』~IBD患者さんの食の課題から考える”フードダイバーシティ”とは~をテーマに、報道関係者向けトークセッションイベントを開催しました。医師の石井洋介先生、イラストレーターのカメダさん、北里大学病院 管理栄養士の太田裕子先生をお迎えし、それぞれの実体験をもとに、IBD患者さんの食事に関する悩みなどが語られました。また、「IBDreamめし」試食会も併せて開催されました。
トークセッションの様子
2021年度
2021年3月27日(土)、医療系学生さんを対象にとした「In Their Shoes」オンラインイベントにて、医師の石井洋介先生、イラストレーターのカメダさん、コピーライターの永田健人さんの3者によるトークセッション「IBD患者さんが働きやすい環境とは~会議・食事・通勤・働き方から考える~」が行われ、それぞれの実体験をもとに、IBD患者さんの「働く」関連の悩みなどが語られました。
それをもとに、働くIBD患者さんの伝わりづらい気持ちを社会に伝えることを目的とした、「IBDデジタルポスター」協同制作ワークショップが合わせて開催されました。