IBD患者さんに寄り添う社会を目指して
IBD体験シミュレーションプログラム「In Their Shoes」
In Their Shoesとは?
従業員の所属は撮影当時のものです
炎症性腸疾患(以下、IBD)の患者さんの多くは、慢性疲労や吐き気、さらには、激しい腹痛に悩まされながら日常生活を送っています。
大事な会議の最中にトイレに行かなくてはならなくなってしまったり、脂質の多い食事を食べられなかったり、IBDによって多くの活動が制限され、肉体的・精神的な健康のみならず、患者さんの家庭や仕事、勉学にも影響を及ぼします。
武田薬品工業株式会社は、IBD患者さんへの理解を少しでも深めていただくため、IBD体験シミュレーションプログラム「In Their Shoes」を提供しています。
「In Their Shoes」は、IBD患者さんが日常的に経験することを、スマートフォンからの指示に従って体験する、患者さんの気持ちをより適切に理解することを目的としたシミュレーションプログラムです。世界28か国で実施され、様々なアワードも受賞しています。
プログラムでは、アプリを通じてスマートフォンに送信される指示にしたがって、参加者の皆さんに様々なチャレンジをこなしていただきます。
仕事中に急にトイレにいくよう催促されたり、ランチタイムで食事制限が課され、食事の選択肢が限られる経験をするなど、IBD患者さんの痛みや精神的な辛さを全て経験できるわけではありませんが、患者さんが腹痛による突発的な事態や食事制限等にどのように対応しているのか、シミュレーションを通じてその一端を経験できます。
サンプルプログラム
In Their Shoesの体験スケジュール例です。1日間もしくは2日間のシミュレーションプログラムでIBD患者さんの生活を体験していただきます。