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飲み会がある日の工夫
- 楽しい会を楽しむために -

おいしい健康管理栄養士:北村文乃

楽しみにしていた飲み会やイベントなど、今日はいつもとちょっと違う「特別な1日」。せっかくの集まりだから、体調を気にせず楽しめるように、朝・昼・晩の食事を通して気をつけたいポイントをご紹介します。

飲み会での食べ方はもちろん、当日の朝食や昼食から準備をはじめるのがコツ。
翌日以降では、飲み会で楽しんだ分、量や脂質を気をつけるように心がけることが大切です。自分に合う食事、食べ方を選択していきましょう。

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朝食の工夫:ちょっとの工夫で脂質OFF

楽しい夜に向けて
当日の朝食・昼食から脂質を控えめをポイントに

和食派なら一般的に洋食よりも1食での脂質が抑えやすいのが和定食

和食派なら

一般的に洋食よりも1食での脂質が抑えやすいのが和定食。

定番メニューの「焼き魚」は、油を使わずシンプルに焼く、脂質が多い青魚や魚の皮・ハラミ部分は避けるなどの工夫で、脂質OFFになります。

みそ汁の定番具材の「豆腐」も脂質を含みます。飲み会がある日は、シンプルなわかめや野菜(例えば玉ねぎなど)などに。

洋食派なら

まずはパンの選び方に一工夫。
食パンやロールパンは、原材料にバター・乳製品が使われることが多いので、パン自体に油脂を使わない(または少ない)フランスパンやベーグル等を選んでみてください。

卵料理は油で焼く目玉焼きやオムレツより「ゆで卵」「ポーチドエッグ」などの調理方法が脂質OFFになります。

また、朝食の定番「牛乳」「豆乳」は、低脂肪か無脂肪のものを選びましょう(お茶などに入れる場合も同様)

昼食での準備:コンビニも賢く活用

毎日3食の自炊は大変なもの。とくに、忙しく仕事をしている日などはコンビニも上手に活用してみましょう。

栄養価表示があるので便利

コンビニで取り扱いされている惣菜や弁当類は、栄養価の表示があるので、エネルギー・脂質量をチェック。脂質が少ないものを選ぶ参考になります。

コンビニおにぎり

コンビニで選ぶ場合は、「おにぎり」が腹持ちもよくおすすめですが、特に昔ながらの具材(梅や昆布など)は脂質が控えめです。
ツナマヨおにぎりやサンドイッチは、マヨネーズが使われるため意外と脂質が高め。夜に飲み会がある日は控えておきましょう。

飲み会での食事:居酒屋ならシンプルなメニューを

飲み会では、集まる方たちと一緒に同じ食事を囲んでいきたいもの。そんなときのメニュー選びの工夫を紹介します。

飲み会で集まることの多い「居酒屋」は様々なメニューがあるので実はおすすめです。例えば、お寿司やお刺身、焼き鳥などの定番メニューも、上手に選べば脂質控えめのものがあるので、みんなと一緒に食べることができます。

以下は、代表的なメニューの脂質量です。
こちらを参考にご自身で調整しながら楽しんでください。

居酒屋での代表的なメニューの脂質量

アルコールについては、主治医に相談するようにしましょう。

翌日の過ごし方:普段の生活に戻す

飲み会の夜をしっかり楽しんだら、その翌日以降は普段の生活に戻していきましょう。
飲み会が連続してしまう場合は、体調と相談して無理をしないように、日々自分ができる範囲で心がけていくことが大切です。

ちょっと体調がツライな、と思ったらすこし優しい料理に切り替えることもポイントです。

脂質控えめのおすすめレシピ